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Fionaの「オ〜! サイゴン」

ここでは、サイゴン在住の親友Fionaさんによる、サイゴン/ベトナム情報をお届けします。

Fionaのベトナム「ドックバオ」新聞はこちら

Vol.40「ラム・チュン オ〜イ!」2003.5.27

 5月15日、カフェのTちゃんが「ラム・チュンのライブがあるよ〜」というので、また一緒に行くことにした。いつものM&TOIという音楽カフェに行くのかと思ったら、中心街(1区)からちょっと離れた3区の音楽カフェへ。ちゃんと席は予約しておいたのだが、舞台から席が離れていて写真はとれないし、音響は悪いし(照明だけは良かった)、従業員は目の前に突っ立ってみてるしで、ちょっとがっくり。ラム・チュンの後にまだ誰か歌うようだったけど、ラム・チュンが終わった瞬間に二人で外に出て待ち構え、一緒に写真をとってもらった。今回もラム・チュンは私のことをおそらくベトナム人だと思っていたみたいだけど、他のベトナム人にいろいろ話し掛けられてわたわたしているところを無理やり写真をとってもらったにもかかわらず、「ありがとう」というと、飛び切りの笑顔で「どういたしまして!」としっかり目を見ていってくれて、ウキウキしながら家路についただった。
 そして25日、Tちゃんのお母さんが「クッキングのイベントがあってラム・チュンもでるらしいよ。無料だよ」と教えてくれたので、またTちゃんと一緒に行くことにした。
 会場は近くにある体育館だったのだが、ひどい混みようでバイクを止めるだけで一苦労。どうせラム・チュンは後に出てくるだろうからゆっくり行こうと思ったのが甘かった。無料なだけに、中は鈴なりの人、人、人。しかもラム・チュンが出てきたと思ったら、一曲歌っただけで終わってしまった…。やっぱり無料だし、ラーメン屋も何曲も歌ってもらうほどお金が出せなかったんだろうな。ラム・チュンが引っ込んだ瞬間、私達は「もう行こう」とさっさと会場を後にし、Tちゃんちのカフェに戻ってからラム・チュンのライブショウのVCDをみて、気持ちを慰めたのであった。

※「ラム・チュン オ〜イ!」の「オ〜イ」は、こっちでは人に呼びかけるとき「〇〇オ〜イ!」と使います。たまに日本人が「オ〜イ!なんて、へんな日本語を教える奴がいるもんだ」なんて言ってますが、日本語ではなく普通のベトナム語です。


Unifメーカーのインスタントラーメンの促販イベントだった。化粧したおやじが怖い…。 中はものすごい人。舞台が遠いぞ。 こんな風に本当に鈴なりになってました。防災上よくないのでは。
座れなくて舞台の真横で人の頭をかき分けて撮影。 よく知らない歌手が登場。遠すぎてうまく撮れない。 ラーメン作りの実演。作った麺を舞台下に持っていったら、大勢の子友達に奪い取られてしまった。
マントを着た4人組。最初になぜか「こんにちは!」と叫んでいたので、ひょっとしたら日本のジャニーズ系グループの曲を歌ってたのかも。聞き覚えがあった。 今度はインスタントラーメン作り競争。ただ袋を開けて麺とスープの元をどんぶりに入れお湯を注ぐだけなので、あっという間に勝負がついてしまう。 世界の民族衣装を着たグループ。着物もあったけど、帯は下過ぎるし後ろはつぶれている上、ピンヒールのブーツを履いていた。足開き過ぎだって。
やっとラム・チュン登場! でも遠すぎるよ〜! こっちむいてくれ! なぜかファッションショーもかねていたらしい。長身のモデルに埋もれるラム・チュン、169cm。


 おーい、というのは日本語もベトナム語もたまたま同じ、ということなんかな?「おーい、お茶」、というのはなんていうのかな?そういえば、日本画家の葛飾北斎は、娘の「お栄」のことを、「おえい!」というのがめんどくさく、「おーい、おーい」といつも呼んでいたので、雅号を「応為」にしたという話は聞いた事があります。ほかにも「おーい」と同じようにたまたま日本語と同じ言葉というのはベトナム語にはあるのかな?ちなみに、日本語の「そう」は英語でも「so」なのはよく知られているけど、こないだ仕入れた話では。インドネシア語で「あらまあ!」というのも日本語と同じ意味だそう。インスタントラーメンはどんな味なんかな?最近、日本にもタイなどから小ぶりのインスタントラーメンが入っていて、意外においしいんだけど、ベトナムのも似た味なのかな?イベントはラムチュン以外にもいろんな前座があって面白いね。そういえば、昔、小学館の学習雑誌の付録に「キャンディーズ物語」という漫画がついていて、キャンディーズが小柳ルミ子の前座で歌っていて、どうでもいいから早く終わりなさいといわれて涙を流す、というシーンがあって、あまやんもなんとなく心にひっかかりを覚えたけど、ベトナムにも同じようなことがあるのかな。


Vol.39「プリンプリン!」2003.5.26

 プリンプリンて、おねえさんのおっぱいの話ではありません。そういえば食べ物についてあまり書いてなかったな〜と思い立ったので、今日はベトナムの庶民のデザート、プリンについて。
 え?ベトナムでプリン?と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、フランス統治時代の名残はベトナムにはたくさん残っていて、プリンもそのひとつ。ベトナム語でプリンのことを「Banh Flan(バンフラン)」といいますが、Banhはパンとかケーキとかに使う言葉で、Flanはフランスからきているらしいです。
 日本のおいしいプリンで舌の肥えた食通にはさほどの味ではないかもしれませんが、小さいころ母によく作ってもらったプリンの味が一番と思ってる私には、ベトナムのプリンは絶品です。スーパーで買うようなプリンでも案外おいしい。左の画像は、プリンやヨーグルト、牛乳で有名な「Kim Thanh(キムタン)」のお店のプリン。小ぶりなのでヨーグルトとプリンと牛乳をいっぺんに味わう人も多いです。ちなみにこの店ではゼリーも売ってますが、ベトナムのゼリーは私がむかし長野県に住んでいたときよく作った「寒天パパ」という寒天からつくる即席ゼリーもどきににていて、かなり固く、あんまりおいしくないのでお薦めしません。
 こちらでは一般の家庭でもプリンをよく作ります。右はP氏の実家で作られたアルミのお弁当箱入りプリン。見るだけでげんなりしてしまいますが、甘党のP氏は2晩もあれば平らげます。こちらの卵がいいのかな、特に何の小細工もしてないけど、味が濃厚です。
 そういえば、こちらでは日本のドラマ「ひとつ屋根の下で」が放映され、結構はやったそうですが、受け入れられた要因の一つとして、兄弟でプリンを取り合うというシーンがあったからとかなんとか。ほんまかいな。 

 


プリンプリンでおっぱいだなんて、Fionaさんもおっさんだね〜。あまやんからそんなことはいわれたくないかいな。プリンプリンといえば、昔NHKでやっていた人形劇「プリンプリン物語」を今衛星放送で再放送してます。ベトナムでも受信できるのかなあまやんが小学校高学年から中学生くらいだったと思うので、20年以上前の番組かな?この番組は、とても長い間放送されていたので、ストーリーはあんまり覚えていないんだけど、変わった挿入歌もたくさんあって、そのうち「ピテカントロップ・オシモサク哀歌」という歌があまやんのお気に入りだったんだけど、誰に話しても覚えてません。最後の方だったと思うので、そのうち放送されるかも。まあそんなことはどうでもよくて、あまやんもけっこうプリンが好き。プッチンプリンも好きだし、森永のフォレットとろけるプリンも好き。でも一番美味しいのはモロゾフのコップ入りプリンだと思います。ベトナムのプリン、なんかとっても甘そうな感じがするけど、濃厚な味でおいしそうだね。底には豆が入ってるのかな?「寒天パパ」の商品については、コーヒーゼリーや杏仁豆腐を今でも売ってますよ。なんで寒天ママではなくて、寒天パパなのか、ということはあまやんもちょっと悩んだけど、恐らく「満点パパ」というのをもじったのかな?あれをおいしく作るには、粉を溶かして冷やすだけでなく、本当のドリップコーヒーを入れて固めたり、上から練乳をかけたりすると本格的な味と香りになります。ただ、ゼリー系は、寒天をつかうよりは、ゼラチンを使った方が、「ぷるりん感」が出て個人的には好きかな?ベトナムのデザートといえば「チェー」だけど、あれも種類多くて楽しいよね。Fionaさんまた紹介してね。


Vol.038「ベトナムの犬と猫」 2003.5.18(日)

サイゴンの人たちは犬が大好き。食べるのも…。という人は少数で、北部の人は犬肉をよく食べ、サイゴン周辺も北部からの移住者が多い地域には犬肉料理のお店がならんではいますが、南部の人は普通食べません。南部は温暖で豊かな地域柄、食べるものはいくらでもあり、臭みのある犬肉を食べる文化にならなかったのかもしれません。
 犬は番犬にもなるので、飼っている人は多いけれど、盗まれることも多いらしい。P氏の家で飼っていた2匹の犬も、以前寝ている間に盗まれてしまった。番犬にならないじゃん…。盗んでどうするかというと、(1)食肉として売る、(2)ペットとして売る、(3)身代金を要求する という3つの方法があるみたい。よく行くカフェの犬2匹が以前、盗まれて身代金を要求されたけど120万ドン(1万円ぐらい)払って取り戻しました。そんな環境のため家の中からあまり出してもらえないのか、飼い犬はたいてい太り気味。犬の種類は意外と豊富で、コッカースパニエルやダルメシアン、シェパードなど高そうな犬もみかけます。
 犬の名前の付け方は、人間につけるような名前の他に、「キキ」「ルル」など2音続ける名が多いようです。また、サイゴンの人たちは英語の名前もよくつけ、縁起のよい「マネー」「ラッキー」などが好まれています。
 一方、猫はサイゴンではひっそりと暮らしており、たいていやせてみすぼらしい。飼っている人自体あまり多くなく、屋根裏を溜まり場にしたりしているためか、道で猫に出会うことは少ないです。なぜ猫を好まないかというと、貧乏をベトナム語で「ゲオ」といい、猫の「メオ」と発音がにているため、家に貧乏をもたらすから、という説が一般的。猫を家で飼っていたとしても、猫は「メオ」(しかも、猫の鳴き声を真似ながら)と呼ばれるだけで、名前がないのが普通だとか。P氏の実家には現在5匹も猫がいるけど、みんな「メオ」と呼ばれてます。(ちなみに犬はベトナム語で「チョー」)
 日本では猫といえば「プライドが高い」「自由気まま」というイメージがありますが、ベトナムでみかける猫は、飼い猫であってもたいていみんなおどおどしています。ぷ〜なん(あまやんの愛猫)のような立派な猫はみたことないな〜。

こちらの犬は股関節がやわらかく、たいていこんな感じでおなかを地面につけている。暑いからね。

体を洗ってもらったあとにご褒美をもらったモト。鶏の足というのがベトナムらしい。 どんなに興奮していても、ひざの上に乗せてやると、足の間に寝そべって頭までぴったりくっついてくる。暑くないのかな。私は暑いぞ。
写真屋さんのラッキー。愛想を振りまかない犬だが、私が来るとすぐに寄ってきて、鼻で私の手をつっついて「なでて」ってねだるのがかわいい。 写真屋さんのビン(平)。みんなにビンラデンと呼ばれている。机の下や座っている人の足の下を好んで通るが、時々頭をぶつける。

カフェのグッシー。ブランド名グッチからとったらしい。この姿勢で手を重ねて上下にばたばたさせておねだりする。

写真屋さんの犬。名前はしらない。事故で下半身付随だが、がんばって足を上げて人のバイクに用を足す。 カフェのトミー。Tommyというブランド名からとったらしい。他の犬をかまうと大騒ぎするやきもち焼き。

カフェのイッシー。イッセイミヤケからとったのか?気に入らなくても気に入ってもすぐ噛み付くと恐れられているが、私は噛まれたことはない。 タンロンホテル前につながれている犬。秋田犬みたい。かまってやるとやたら興奮して、ナメまくり引っかきまくり噛みまくり(痛くないけど)で大変。


 あまやんです。大阪では、SARSに感染した台湾人の医者が観光旅行をしてまわっていたということがわかり、日本初上陸ということで大騒ぎになってるけど、ベトナムではもう話題にもならなくなったのかな?ベトナムにはいろんな種類の犬がいてるんだね。なんか犬の種類の豊富さ、特に高級犬がいるかどうか、ということは所得のバロメータみたいなとこがあると思うけど、それだけベトナムが豊かになってきたということなんかな。犬の身代金目的誘拐というのはおもしろいね。警察も多分こういうのはまともに取り合わないだろうし、高級犬を飼うような人はそれくらいのお金だったら払うのかもしれないし、払わなくても売ってしまったり食べてしまったり、ということで済んでしまうからなんかな。犬は南部ではあまり食べないんだね。初めて知りました。Fionaさんは食べたことあるのかな?あまやんは一口だけ韓国で「補身湯(ぽしんたん)」食べたことあるけど、チゲ鍋と似た感じで、そんなに味そのものの印象はなかったかな。ところで、ベトナムでは犬はどんなものを食べてるの?やっぱり人間の食べ残し?それともドッグフード?あまやんは前に韓国で、いかにも辛そうな真っ赤な色をしたチゲ鍋の食べ残しを前に、情けなそうな顔をした犬を見たことがあります。でもあれは、チゲ鍋ではなく、補身湯だったのからもしれないけど。お腹をぺったりつけた姿勢で寝ている犬は、ベトナムに限らず、東南アジアでよく見るけど、日本ではあまり見ないね。やっぱり気候の関係なんかな。あと、犬の名前、南部では英語が多い、というのもおもしろいね。北部だったら中国語の名前の犬もいてたりとかするのかな。猫がベトナムで大事にされない、その原因が名前にある、というのもベトナムらしいかも。するめをあたりめといいかえる言い方みたいなもんはないのかな。タイやミャンマー、マレーシアなんかではけっこう猫も大切にされてるのにね。猫派のあまやんでした。


Vol.037「Hyundai金庫の真実」その後 2003.5.13(火)

 愛犬モトはいなくなることもなく元気にやってます。ただ、家の一番小さい子供がまだ3歳なので、無理やり後ろ足や尻尾を引っ張られて、ちょっとおびえてますが…。ま、そのくらいのほうがなめられないでいいかな。しかし、モトという名前のはずなのにそう呼ぶのは私だけで、みんな「イヌー!」と呼んでいます。日本人在住者K氏の奥さんが英語を習っていたので犬に「ドッグ」と名づけたという話を読んだことがありますが、それと同様、家のベトナム人は覚えたての「イヌー」(しかも伸ばす)という日本語をすっかり名前としてしまっているらしい…。サイゴンの犬の名付け方はまた後日。
 さて本題。5月10日のドックバオ新聞で、Hyundai金庫ははたして自動車のHyundaiグループのものなのか?という記事を書きましたが、そのHyundai金庫を売っているDai Phuc(大福)というお店はよくいくDVD屋さんのすぐそばなので、10日の夜前を通りかかったときに確認してみました。確かに「Hyundai」とでっかく書いてある。明るいときに写真をとろうと翌日いってみると、なんと「diplomat」(しかもRマークつき)という名前に変わっているじゃありませんか!新聞の威力ってすごいんだな〜。
 新聞の威力といえば、こちらの新聞を毎日読んでいて気が付くことは、スポーツ紙以外の新聞にはたいてい、道が壊れたり、標識が曲がってたり、ゴミが堆積している写真がたくさん掲載されています。このほとんどが読者からの投稿。たまに、使用前使用後のように、きれいになる前と後の写真がならんでいます。これは、市民が新聞を通して訴えると、当局がそれをみて直してくれるんだそうです。なんて実用的なんだ! 実際、会社の近所や家の近くで、このおかげできれいになったところがいくつかあります。その以前にもともとひどいところが多すぎではあるんだけどね。

金庫販売店Dai Phuc。一夜のうちにHyundaiの文字がなくなった。
Dai Phucのある界隈は、金庫屋さんが集まってる。道にまで並べちゃって閉店時にしまうの大変じゃん、って出しっぱなしだから大丈夫。からっぽの重たい金庫を盗む人はいません。 道路の悪い状態を訴える新聞記事。雨季に入ったとたん、洪水のようになった道路の写真がたくさん掲載されるようになりました。


 なんか色とりどりでカラフルな金庫は楽しそうやね。特に右から2番目の金色のやつなんかお金がたまりそう。あまやんも一つ欲しいけど、入れる中身がないから無駄かな。そういえば、韓国でも、タイでも金庫屋さんが集まっているエリア、というのをみたけど、日本ではあんまり、金庫屋さんに限らず、あんまり同じ商売が集まっているところを見ないね。あんまり同じ商売ばっかり集まっていたら共倒れになるんで、適宜分散してくれた方がいいような気がするんだけど、Hyundaiの金庫がなくなったのは、にせものということがばれたので、売れないと分かって名前を変えたのかな?それとも商標権の問題とかで摘発や没収を逃れるためなんかな?そういえば、日本では三菱商事や三菱銀行とは何の関係もない三菱鉛筆とか、大阪には三菱タクシーとかもあるけどね。あまやんがベトナムでちょっと面白いと思ったのは、煙突や屋根の上につける、ステンレスの板やブリキの板を細工してつくったくるくる回る部品で、専門店街まであったこと。あれって必需品なんかな?ちなみに日本人は犬に名前をつける場合、日本犬には日本的な名前、西洋犬には西洋的な名前を性別も意識してつけることが多いらしい。でも、人間と同じような「拓也」というような名前はあんまりつけることはないし、猫の場合はさらに単純な名前が多く、性別なんかもあまり意識しないようなものが多いらしい。ミケ、とかクロ、とか。犬や猫のことはベトナム語でなんというのかな?


Vol. 36 「愛犬モト」2003.5.8(水)

 おととい、家に帰ったら犬がいた。
 私は、うちの大家さんは犬が嫌いだとずっと思っていた。というのも、以前旦那さんがカンボジアに出張に行った帰り、奥さんに内緒で子犬を連れて帰ってきたところ、ものすごい剣幕で奥さんは怒りまくり、犬が粗相しようものなら足蹴にして、3日後にはどこかへあげてしまったからである。私は犬が好きなのだが、大家さんがこれでは飼いたいなんてとても言い出せないな、と思ってたのに、家に帰ったら犬がいたので、とても驚いた。
 この間の4月30日(解放記念日)と5月1日(メーデー)の連休に、1泊2日の強行軍で、ダラットという山の方の街へ大家さん一家と私とP氏と総勢7人で、愛車JOLIEに乗ってでかけたのだが、そのとき入った食堂にチワワがいた。子供達はえらい大喜びだったから、帰ってから両親に犬をねだったのかもしれない。チワワは大きくならないしおとなしいので、奥さんもそれならと思ったのかも。うちにやってきた犬は、足も華奢で多分成長してもチワワサイズにしかなりそうになく、ひとりにしても泣かない、おとなしい犬である。大家さんの旦那さんは「日本の犬の血が混じってる。日本にもこんな犬いるだろう?」というけど、こんな犬います???
 そんな犬(メスです)に、大家さんの子供Kちゃんは「モト」と名づけた。一瞬オズの魔法使いにでてくる「トト」をもじったのかとも思ったが、ベトナムでいうバイク「XE MO TO」からとったのかもしれない。モトはとにかく愛らしい。まだ子供なのに(多分子供だと思うけど、ひょっとしたら大人かな)ばかみたいにはしゃぐこともなく、べたんとすわって潤んだ目で見上げる姿は、なんとなく胸が締め付けられるようで、遅刻するなとわかっていても、犬をかまってはなれられなくなってしまう。ひざの上にのせると、私の腕と体のあいだに頭をつっこんでおとなしくしている。この犬がいるために「今日は早めに起きて遊んでから出勤しよう」とか「早く帰ってかまってやろう」とか考えてしまうのは、ほとんど犬バカ。
 P氏に「犬、めちゃめちゃかわいいね〜」といってたら、「明日多分いなくなるよ」だって。前例があるだけに、それだけはやめてね、って神様にお願いしてるところ。

 ところで、話はぜんぜん変わるんだけど、あまやん質問の略語のこと。ベトナム語ではTPHCMとかUBNDとか略しても、読むときは略さずに読みます。ただ、もともと言葉自体がひじょ〜に短いので、日本のような略し方をする必要はあまりないみたい。今すぐに思いつくのは「Nhat Ban(日本)」を「Nhat」、「Viet Nam(ベトナム)」を「Viet」というような使い方。最近の日本語のようにごろがいいように略すのではなく、単語の漢字(ベトナム語は漢字からきている言葉が7割程度あるらしい)の最初の語をとる、という日本でも従来からある方法のようです。
 しっかし「クリソ」「レスカ」「ミティ」なんて、東京じゃ使わないと思うぞ。関西人のほうがせっかちだから言葉も短いのかな。

ダラットにいたチワワ。CMの影響で今日本ではチワワが大ブームとか。こちらでもチワワは高いらしく、200万ドン(16000円ぐらい)するらしい。 愛犬モト。最初はちょっと不細工、と思ったけど、見れば見るほど愛着がわく顔つき。潤んだ目でみられると離れられない。


  あまやんも犬や猫は大好き!だいたい犬がいたらさわりに行くし、猫がいたら自分でも「にゃ〜」とか鳴いてみて反応を見たりするので周囲の人には変人扱い(まあ本当に変人ではあるけど)。そう、チワワは、アイフルの宣伝の「くーちゃん」で、犬なんか買ってはいけないと子供達にいってたお父さんがかわいさに目を奪われサラ金に手を出す、というやつ。今日本で大人気で、買うと10万円以上もしたりします。日本では犬のブームというのがあり、今はチワワだけど、その前は新しい順にコーギー、シュナウザー、シーズ−、大型犬のダルメシアン、リトリバー、ハスキー、それからダックスフンドやパグ、ヨークシャ、シェルティ、古くは日本スピッツというふうに入れ代わってきましたね。不動の人気を誇る犬種もあれば、今ではほとんど見られなくなった種類もあるのがおもしろいです。ちなみに、あまやんはビクター犬が好き。あと、セントバーナードとチワワを交配したらどうなるか、ということに疑問をもっていて、セントバーナードくらいの大きさのあるチワワや、チワワくらいの大きさのセントバーナードをみたい、と常々思っております。あまやんがベトナムやカンボジアで見た犬は、なんかおどおどしたやせ犬ばっかり、という印象だったけど、あれはひょっとして食用犬だったのかな?今はベトナムではどういう種類の犬が人気あるのかな?モトくん可愛いね。でも変わった名前。ベトナムでは犬の名前はどんなんがポピュラーなんかな?でもきっと、多分この表情をみてFionaさんの大家さんもアイフルのサラ金お父さんと同じ心境になってしまったんかもね。この手の犬は日本でもときどきいてるよ。いわゆる「ソックス犬」というやつかも。そういえばクリントン大統領の犬もソックス君だったんじゃないでしょうか?ちなみに写真の猫はあまやんの愛猫「ぷ〜なん」です。若く見えるけどおっさん。ぷ〜なんとはヒンディー語で「浮き袋」の意味ですよ〜。そんなことどうでもいいか。


Vol.035「phuctravel.comオープン!」

 今回オ〜!サイゴンは35号、35はベトナムで「いやらしい」という意味。物の本には「以前、皇帝がその夜訪れる妃を誰にするか決めるため、大奥の中庭にヤギを歩かせ、止まった所に決めた」とかで、そのヤギがカルタの35番の札だったことから、35が「やらしい」数字になったらしい。ちなみに、ベトナム(南部)ではヤギ(イェー)も「やらしい」という意味。ベトナムでやらしいことされそうになったら「イェー」といってやってください。ヤギの鳴き声ににているから、覚えやすいでしょ。
 さて、あまやんのお力を多分にお借りして、P氏のHP「phuctravel.com」がオープンいたしました。あまやんどうもありがとう! こちらにこの滞在記とドックバオ新聞のコンテンツを入れましたので、そちらから入っていただけるとうれしいです。
http://phuctravel.com
掲示板もありますので、ご意見ご感想がありましたら、どしどし書き込みお願いいたします。 ところで、あまやんのご質問、TAXデパートのTAXですが、P氏にきいても「しらん」とのことでした。ベトナムはよく頭文字をとった略号を使うので、何かの略でつけたんじゃないかと思われますが、P氏は「ベトナム語じゃないんじゃない?」といいます。英語だったら税金になっちゃうし、変。もうすこし聞き込みしてみますね。
 新聞の翻訳していると、略号がめちゃめちゃ多く、頭が痛いです。例えば、ホーチミン市は「Thanh Pho Ho Chi Minh(タンフォーホーチミン)」はTPHCM、人民委員会は「Uy ban nhan dan(ウイバンニャンヤン)」はUBNDといった具合。この程度なら簡単ですが、お役所関係、免許・法令関係など略称を頻繁に使うので、ベトナム人でも普段から新聞を読んでいない人はわからないようです。日本だったら略しても漢字から想像つくのにね、って、外国人はこの漢字を覚えることのほうが大変なんでしょうが…。


あまやんです。Phuctravelのサイト開設おめでとう!いきなりすごいアクセス数だね。なんとなくあまやんもうれしいです。あまやんの乏しい知識を駆使してなんとかオープンにこぎつけたんのですが、意見あればぜひよろしくお願いしますね。個人的にはP氏のバイクにのっている写真がとっても気に入っています。なんかあまやんもまたベトナムに行きたくなってきたよ〜!35というのはえっちな数字なんですね。バイクのナンバーの話がこないだでてたけど、35番のナンバーを避けるとか、あるいは背番号35の野球選手はいない、とか、あるいは逆に受けを狙って35番にする、というようなこともあるのかな?あまやんが小学校のころ、女の子にやらしいことをしたら「エッチ、スケッチ、ワンタッチ!」とか叫んで反撃する、というのが流行ったけど、今でもそんなことやってるのかな?ベトナム語では(イェ−)というのはそれに近い言葉?あまやんは「ゐゑ〜っゐ!」と書く方が好きかも。ベトナムも略語好き?あまやんも関西人なんで略語は好きかも。日本語でもわかりにくいんのがたくさんあるよね。関西と関東でも違うし。例えばマックとマクド(一部でマクソ)とか。あと、アイスコーヒーのことをレーコー、クリームソーダをクリソ、レモンスカッシュをレスカ、ミルクティのことをミティなどというのはやっぱり関西だけなんかな。ベトナムでも北と南で違いあるのかな。


Vol.034 「TAXデパート(国営デパート)オープン!」 2003.4.26

ベトナム通にとって待ちに待った国営デパートが、昨年5月閉鎖以来1年ぶりにオープンしました。12月にはオープンという話だったのが、ずれにずれてしまったところがベトナムらしい・・・。あまやんも雑貨の仕入れをたくさんしたと思うんだけど、今まで入っていた雑貨関係のお店の多くは外に出てしまって、以前からのお店はそんなに多くありません。価格も、場所代が倍ぐらいになったらしいので、あがっていると思う。でも、在住者にとっては、ベトナムでは名の知れているブティックや靴屋さんがはいったので、買い物が楽しくなりそうです。


・グランドフロア:貴金属、電化製品、化粧品、CD屋さん、銀行、なぜかトリンプの下着など。
・1階:スーパーマーケットと洋服が中心。
・2階:洋服と靴、バッグなど。
・3階:ゲームセンター、民芸品売り場、レストラン、カフェ
といった構造だったと思う。今日いったばかりだけど、今日は暑くてばてばてでうる覚え。しかも売り場が日本のようにきっちり種類別に別れていないのでお店が覚えにくい。(ちなみに、ベトナムでは2階から1階、2階、3階とかぞえます)
 もともとあった古いデパートの構造を残して新しく仕立て上げただけなので、万が一地震があったらひとたまりもないですが。(一応ベトナムは地震はないといわれてます)
 通常なら日本人でおおにぎわいなのでしょうが、なんせSARSのおかげであまりいない。在住日本人にばかり会ってしまいました。そして、娯楽がないので、「みてるだけ」のベトナム人ばかりです。

 ところで、あまやんのご質問、私のラッキーカラーは「青」です。というか、好きなだけなんだけど、ドックバオ新聞の背景につかっているような青色が好き。オ〜!サイゴンはあまやんにつくってもらったけど、背景が水色なのでうれしい。洋服も青色が一番多い。
 しかし、ベトナム人にとっては、私の好むくすんだ青は「きれいじゃない」とうつるようです。また、ベトナムでは基本的には青と緑は同じ「Xanh(サン)」で表すことができるし、あまり日常生活で重要な色ではないのかも。そういえば、季節もないから空の青も葉の緑もあまり変化がありませんからね。ベトナムのラッキーからはやっぱり「赤」。中国でもそうですが、おめでたい色であり、共産党の色でもあります。赤は種類や表現の仕方も青に比べて豊富のようです。ベトナムは4月30日のサイゴン解放記念日とメーデーの祝日にむけて、赤い国旗をうる姿がみられるようになりました。祝日には法律で旗を掲げなければならないことになっています。 

TAXデパートの外観。おめでたい色の赤の垂れ幕が目立ちます。 TAXデパート正面入り口を入ったところ。以前朽ちかけていたような馬蹄型の階段が美しく生まれ変わっています。中央は吹き抜けの構造。

グランドフロアの貴金属売り場。こちらは24金が普通なので、目がちかちかするほど派手です。 グランドフロア奥のCD売り場。コピー物も堂々と売られてます。椅子に座らせてくれるところがTAXならでは。

以前もあった「ANH」という雑貨屋さん。2階のすみっこにあります。店主とは知り合いなのですが「お客さんが少なくて」と嘆いてました。ついでに「P氏は彼女が多いから気をつけてね」と余計な忠告ありがとう。 各階に雑貨屋さんは点在。こういうすみっこにあるお店は以前からあったものが多いです。

3階にあるゲームセンター。ゲームは日本や韓国の輸入物がほどんど。こちらはお札しかないので、コインを購入してゲーム機に入れます。 3階の一角は民芸品コーナーになっていて、漆や陶器、版画や絵などが売られています。でも、こんなところにわざわざまとめなくても、各階に点在しているからあまり意味ない。

3階にあるカフェ。ソファーが妙に大きくて、靴を脱いで寝そべりたくなるかんじ。アルコールもあるので、夜のデートにもおすすめ。 祝日(昨年のテトかな?)の風景。各家に国旗が掲げられています。


あまやんです。TAXというのはしかし変わった名前だね。前からそんな名前やったのかな。なんか昔は、暗くて汚くて、でも観光客向けの商品から地元向けの商品まで何がうっているのかよくわからない、値段は小さな椅子に座って交渉次第、という魅力はあったんだけど、とても洗練されたお店というようなイメージです。スーパー大好きスーパーマンのあまやんとしては、ぜひぜひ行ってみたいです。でも、ベトナムのこういう百貨店というのは、食料品売ってるところがほとんどないよね。日本でいう地下食料品売場みたいな。ベトナムの人は、都会の人もやっぱり食べ物を買うのは市場なのかな?それともスーパーマーケット的なものもあるんでしょうか??国旗は昔は日本でも休日に掲げている家が多かったけど、今そんなことをやったら右翼と間違われたりします。ベトナムの旗はでもデザインとしてはなかなかいいよね


Vol.033 「数字のこと」2003.4.21

 あまやんから数字について質問がでていましたが、ここベトナムでは、一番大きい数字9が好まれるようです。6以上の数字がよく、アメリカの影響か7もラッキーセブンで好まれます。また、数字を並べる場合は徐々に大きいほうが良い。例えばナンバープレートで「9875」なんていうのは足して一桁目が9になるのでよさそうですが、あまり良いナンバーではないようで、「7589」ならとってもいいらしい。もちろん「9999」も9がつくうえ、足して一桁目が6だからグッド。ぞろ目でも「6666」は足して一桁目が4になってしまうので、あんましよくない。こちらで高級バイクのナンバーを見ると、必ずといっていいほど足して一桁目が9以上の数になりますので、みかけたら計算してみてください。ちなみに、私のおんぼろチャリーは、前の所有者がこだわる人だったのか、足して9になりますが、P氏のドリーム2は足して3。ドリームを買うときも、ナンバーまでお金がまわらなかったようです。また、携帯電話などの番号も、良い番号は高値で取引されています。
 今回、「オ〜!サイゴン」33回を迎えましたが、私のラッキーナンバーというか、縁の深いナンバーは「3」です。私の誕生日は3月30日、兄弟の3番目、母子手帳によると、生まれたときの体重は3330g、胴回り頭回りともに33cm(まるでドラえもんだ)。そんなわけでついつい3番を選んでしまいます。今年、3のつく年齢になったし(何十代かはないしょ)、200「3」年で、ベトナムに来て3年目、よい年になるといいな。あまやんのラッキーナンバーはなんですか?
 ところで、質問のあった三菱のマークですが(お、三菱も3がつくな!実はナンバーも3が2個もつくんです)、ディーラーで買うと10万ドン(800円ぐらい)だそうです。盗んでどうするかって?もちろん売るんですよ〜。盗品ばかり道端で売っている通りもありますし、車の部品専門店で買ってもらったり、はたまた自分で手に持ち歩いて売る場合もあります。よくブランドのサングラスを1個だけもって格安で売っている人がいますけど、それは盗品ですので要注意。たまに電気ドリルとかへんなものを売ってる人もいます。
 画像コメント
関係ないけど、誕生日に同僚からプレゼントされた洋服の画像。こちらではこんなパ
ジャマのような服をきて、外に出歩いている人が多いです。しかも、大人でも偽物ポ
ケモンやスヌーピー、キティーちゃんをきてたりする。同僚は日本ではこんな服装を
している人がいないことを知っているので「部屋で着てください」とくれました。同
僚とおそろいだそうです・・・。コットンで暑いベトナムの夜には着心地抜群です。
ちなみに、P氏は奮発して、白金にジルコニアのはいったピアスをくれました。


 あまやんです。Fionaさんのラッキーナンバーは3なんですね。そこまで3が揃う、というのは意味があることなのかもしれないね。あまやんの誕生日は7月7日なので、そういう意味では7なんかもしれないけど、7はありきたりで面白くないし、ということもあって、ラッキーナンバーではないけど、好きな数字は9.3.1くらいにしてます。なんでかというと、あまやんは何でも匂いを嗅ぐくせがあって、その時に「くさい!」とかいったりすることが多いからです。車のナンバーまではしてないけどね。ラッキーカラーといえばオレンヂかな。オレンジではなくオレンヂなのです。ズボンやシャツ、ネクタイもオレンヂのがあるし、パソコンから最近買ったデジカメ、椅子もオレンヂのを愛用してます。ベトナムにはラッキーカラーとかあるのかな?Fionaさんは?
 盗品のエンブレムなんか買う人いてるねんね。そういえばあまやんは前にベトナムに行った時に、中古のオメガの時計を購入しました。2日間かけて値切り倒して100ドルで買ったんだけど、あれもひょっとしたら盗品だったのかな?本物かどうか、かなり疑ってたんだけど、電池交換のために時計屋に持っていったら本物とのことでした。


Vo.l 032 名車「JOLIE(ジョリー)」2003.4.12

 何を血迷ったのか、P氏が古い車を売って新車を買ってしまった。三菱JOLIEである。(詳細はこちら http://www.vinastarmotors.com.vn )JOLIEは最近ベトナムではやっている車で、8人のり。SSとMBの2種類があり、SSは24000ドル、MBでも20000ドル! 部品の多くは輸入ではあるが、ベトナムで組み立てているので輸入車より安いことは安いけど、日本で売ってる日本車より高いぞ。(しかも、4月から部品輸入関税率があがったので、さらに値上がりする可能性があるらしい) お金もないので、車本体の性能に差がないこともあり、MBを買うことに。もちろん一括で買えるわけはないので、以前持っていたふっるーい1987年ブルーバードを売り、それにいくらかつけたして頭金をつくり、3年ローンで買うことにした。ディーラーは「まったく問題な〜い」といってたくせに、P氏は自営業をしているため、会社から給与取得証明書を発行することができないので、銀行がお金を貸せないという。まあ、普通銀行はそうなんでしょうけど、ディーラーの人はいいかげんなもんだ。もう発注して、頭金の一部を払ってるのに、借りれなかったらどうしてくれるんだ! 外国人にはお金はかしてくれないし、車の名義人にもなれないので、私が借りることは無理。しょうがないので家族の名義を借りようとしたが、月給が低すぎてローンを組むことができない。ディーラーの入れ知恵で知り合いのレンタカー会社に雇われていることにしてもらって、給与所得証明書を作ってもらい、さらに私もP氏を送り迎えに雇っていることにして、私の所得証明書と一緒に彼と雇用関係証明書を作成して提出して、ようやくローンを組めることになった。それですむかと思いきや、P氏がお金を預けていた口座が定期預金で、ディーラーは「問題な〜い。一緒に行って車を買うといえば解約できます」と連発していたくせに、5月4日にならないと解約ができないことが判明。頭金が足りなくなるので、急遽友人からお金を少し借りることに。やれやれと思っていたら、今度は銀行からいきなりローンの金額を減らされて、その分1000ドルほど余計に用意しなくてはならなくなり、さらに最初は利子は0.9%で返済していくごとに元金が減る方式で貸してくれることになっていたのに、いきなり0.8%利子で元金そのまま方式に変更され、車の保険も最初は1年分といわれていたのに、銀行が3年分払わないと貸さないと言い出して、保険料だけでいきなり900ドル! そんなこんなで懐はすっかりすっからかんになり、銀行とディーラーの言葉は信用してはいけない、ということを学んだのであった。
 ベトナムでは車のナンバーにはかなりこだわりがあり、4つの数字を足して9になるのが最も良く、6〜9になるナンバーはそれぞれ公安にコーヒー代(袖の下)を払わないと手に入らない。150ドル以上必要になるらしい。P氏はすっかりすっからかんなので、足して1になるナンバーで我慢することになった。知り合いには「車を買うお金があるのに、ナンバーはどうしてあんな数字なのさ」と言われるけれど、車を買ったからこそ、今まじで貧乏なんです・・・。迷信深い性格のくせに「そんなの関係ない!」と強がるP氏。
 車購入にあたっては、何度もディーラーに通って値引きさせた上、前後の「バオヒム」(日本語だとなんだっけ?バンパーかな?ガードするやつ)とステップをタダでつけてもらい、CDプレーヤーはケンウッドを50ドルでつけてもらった。本当は下の色を塗り分けるのもおまけしてもらいたかったけど、それはできずに200ドル払う。MBだけどなかなかかっこいい仕上がりになったな〜、とルンルンしていたら、なんと最近の一連の交通法規強化により、車のバオヒムは禁止になったらしい。車本体の大きさより大きくなってしまう付属物はつけてはいけないそうな。違反すれば罰金が科せられる。せっかくおまけさせたのに。
 そして、さらにむかつくことに、買って2日目に、前についてる三菱マークを知らない間に盗まれてしまった。恐るべしベトナム。

受け取りが待ち遠しくて、P氏がディーラーまで写真を撮りに行く。前のバオヒムは今はとってしまいました。バオヒムに隠れてるど、中央の三菱マークも今はなく、なんとなく間抜け。 Jolieの横顔。このシールを左右にはるだけで66ドル。これもおまけしてくれなかった。


あまやんです。これは多分、日本ではチャレンジャーという名前で発売されているモデルと違うかな?どれくらいのエンジンが付いてるのかな?ディーゼルそれともガソリン?でも値段高いよね。ベトナムでは車を買う時は外貨払いでないと買えないのかな?なんか日本でいうなら家を一軒買うくらいの大きな買い物なんかな。ちなみにバオヒムというのは、カンガルーバーといわれいて、そもそもはオーストラリアでカンガルーが車にぶつかって車が壊れるのを防ぐために作られたものだそうです。日本でも一時はやったけど、日本にはそもそもカンガルーがいないことに加えて、事故の時に人に与えるダメージが大きく危険、ということもあり、メーカの方でも自粛したりして、今ではほとんどみなくなりました。
 ナンバーの話おもしろいね。なんで足して9になるのがいいのかな?逆によくない番号というのもあるのかな?日本では4219とかは外されている、という話を聞いたことがあるけど。中国や香港では88や8なんかが人気で、日本でもかなり人気があるけど、ベトナムはまた違うのかな。ほかに語呂合わせなんかあるの?でも、三菱のロゴなんか盗んでどうするのかな?


号外「ファン・バン・カイ首相 来日」2003.4.11

 あまやんです。ベトナムから、ファン・バン・カイ首相が一週間の予定で130人のビジネスマンを引き連れ日本を訪問、小泉首相と面談、日越投資協定の基本枠組みについて合意し、また東京と大阪で経済セミナーを開催しました。首相は日本との経済パートナーシップへの期待を表明するとともに、ベトナムへの投資拡大を呼びかけました。あまやんは11日に開催された大阪でのセミナーで、カメラ係兼受付係兼進行責任者兼マイク持ちとして現場で仕事をしていたのですが、事前に確認していたにもかかわらず、壇上からいつ大臣が退場するのかとか、細かいことが直前に変更されたり、どうもそういうことも首相本人の承認がないと大使館の人では決められないようで、直前まで調整に走り回って大変な思いをし、終了後一日寝込みました。

(左 カイ首相 右 フック経済大臣 撮影あまやん)


Vol.031「民間療法 ”カウヤー”」 2003.4.5

 おとといの夜からP氏の機嫌がよくない。原因はおとといの夜、私が「9時に帰るから」といったのに、半ば無理やりカラオケに連れて行かれたおかげで11時に帰宅したことだと思っていたら、翌日も機嫌が直らず、今朝もまだむすっとしたままだった。よくよく話を聞いてみると、機嫌が直らないうちに昨日から風邪をひいてしまい、全身が痛くてだるいという。お昼ご飯を食べに行ったら、P氏は残してしまうし、その後コーヒーを飲んでいる間もバイクにもたれかかってうで〜っとしているので、いったん家にかえって民間療法をすることに。
 風邪をひいたとき、ベトナム人はたいてい「カウヤーやってくれ」といいます。これはベトナムの映画「季節の中で」(日本でも放映され、ビデオもでてました)の中にもその様子がでてきたので、知っている人は知っていると思うけど、体にハッカのにおいのする緑の液体(茶色や透明のもの)を塗りながら、スプーンやコインなどで背中をこするのである。かなり痛いようなのだが、やりおわると体があたたまってすっきりするらしい。ベトナム人は体の悪い血が外に出るのだ、と説明するけど、んなわけないだろ、と思う。多分、血行を良くするんでしょう。
 このほか、この液体を洗面器にいれたお湯の中に入れ、頭からタオルをかぶってこの湯気を吸い込むといいらしい。ハッカのにおいがするので、鼻の通りがよくなり、呼吸が楽になるんだと思う。ベトナム人は普段でも、この瓶を鼻の中につっこんだりしている。また、この液体はなんにでも効くと思っているようで、おなかの痛いときには、お臍の穴に塗り込んだり、頭痛がすればこめかみにすり込んだり、打ち身にもぬったり、「飲んではいけない」と書いてあるにもかかわらず、ちょっと飲んじゃったりする。私が最初にこの液体に出会ったのは、初めてベトナムにきてちょっとおなかが痛くなったとき、P氏がやおらこの液体をとりだして、私のTシャツをめくり上げてお臍に瓶を突っ込んだとき。セクハラだろ!とかなりびっくりした記憶がある。
 カウヤーのほかにヤッホイというものもあり、これも風邪をひいたり疲れたときにやる。ヤッホイは小さなまるっこいガラス瓶の中に火をいれて、すばやく背中にはり付け、真空状態になったガラス瓶が背中の肉を吸い込む、というもの。はずした跡がどす黒くなる人は疲れがたまっている証拠だそうな。ひどい人は2週間から1ヶ月ぐらい跡がとれないので、女性はあまりやりません。あまやんも、こっちにきたときためしてみてね。
 さて、P氏はあれほどつらそうにしていたのに、友達とテレビでサッカー観戦するために元気に出かけていきました。やれやれ。

行きつけのカフェの女の子にカウヤーをやってもらっているP氏。これはかなり痛かったらしく、身をもだえて変な声をあげてました。

私がやったカウヤー。今までP氏に3回ほどやってあげたことがあるけど、力が足りないらしい。 ヤッホイをやってもらっているC氏。ガラス瓶をつける前に、よくマッサージをして血行をよくします。道の隅にシートを広げてその上で。


ひえ〜っ!カウヤーって痛そう!なんか拷問を受けた後みたいな感じ。でも効くのかな?肩こりとか筋肉痛とかではなくて、病気全般に効果があるのかな?液体は原料はペパーミントのオイルのようなもんなの?ベトナム独自の処方で作られているのでしょうか?P氏には効き目があったみたいでよかったね。ヤッホイの方は、カッピングというやつだよね。似たようなものを台湾でやってるのをみたことがあるけど、あまやんはやる勇気が出なかった。というか、性格的なこともあってか肩が凝らないので、あんまり必要性は感じなかったのです。でも最近あまやんは椎間板ヘルニアの腰痛で苦しんでいるので、今度ベトナムにいったら挑戦してみようかな。アロマオイルの方は、最近行きつけのフィットネスクラブでアロマテラピーストレッチというのをやってて、オイルを部屋で蒸発させて吸い込むんだけど、こないだその中にひどいわきがの人がいて、アロマテラピーにならなかったのを思い出してしまいました。ベトナム人はあんまりわきがの人はいてないみたいですが。。あまやんは匂いにはけっこう敏感で、何でもすぐに匂いを嗅ぐくせがあって、好きなくさいにおい、というのもあるんだけど、ベトナム人にとっていいにおい、くさい匂いの感覚は日本人とは違うのかな?


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