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Fionaの「オ〜! サイゴン」

ここでは、サイゴン在住の親友Fionaさんによる、サイゴン/ベトナム情報をお届けします。

Vol.050 ベトナムの授業風景 2003.7.21

 私は実際にベトナムの学校に足を運んだことはまだありませんが、かわいらしい授業風景の写真がThanh Nien新聞(2003年7月17日号)に掲載されていたので、勝手に転載してしまいます。
 日本だと話を聞くときは、「手はおひざの上」と言われますが、ベトナムでは両腕を重ね合わせて、机の上に置いておかないと怒られるそうです。子供たちが大人に挨拶するときは、両腕を重ね合わせて、腕組みに近い形(組まないけど両肘に手を添える感じ)にすることが、敬意を表す姿勢です。キリスト教の教会でも、手を合わせるのではなく、みなこの姿勢で祈るので、はじめてみた時は驚きました。
 発言するときは、この両腕を重ね合わせた状態から片腕の肘をはずさないようにして挙げます。日本のように「はーいはーい」なんて思い切り手を挙げると、先生にこっぴどくしかられ、絶対あててくれないそうです。

 話しついでに、ベトナムの教育制度についてちょっと触れておきます。(あまり詳しくはないんですが…) ベトナムの学校は次のようになっています。

初等教育(義務教育):初等学校で、6〜11歳の5年間 →日本で言う小学校にあたる
前期中等教育:下級中学校で、12〜15歳の4年間 →日本で言う中学校にあたる
後期中等教育:上級中学校で3年間 → 日本で言う高等学校にあたる
       または技術・職業教育学校(中等技術学校・中等職業学校・職業訓練学校)で1〜4年間
高等教育:大学、大学院

 で、ベトナム語では学年は「Lop(ロップ=級)」というのですが、初等教育から後期中等教育まで通しで言うのが普通です。ですからLop 12といえば日本の高校3年生にあたります。そのほか、「Cap(カップ=級)」という言い方があり、日本で言う小学校を「Cap 1」、中学校を「Cap 2」、高校を「Cap 3」と呼びます。
 小学校でもかつて全国共通の修了試験がありました。同僚のVちゃん(25歳)が小学校のときは無かったのが、後に行われるようになり、また今年から廃止されたそうです。中学校と高校はあるみたいです。
 日本と大きく違うのは、義務教育といえども無料ではないということ。ですから貧しい家庭は子供を学校に通わせることができません。また、午前のみ又は午後のみの半日授業の二部制を採用している学校が多いので、朝っぱらから子供が遊んでたり、物売りをしていたりするわけです。ベトナムに来る前は「社会主義だから教育も医療も無料かな〜」なんて思っていたので、その事実を知ったときにはびっくりしました。貧富の差が広がった現在、かえって学校に通えない子供たちが増え、識字率が下がっているという話も聞きます(ベトナムは識字率が途上国の中でも9割を超え、きわめて高いことで有名)。
 実際田舎出身の若い人には、ちゃんと文字が読めない人も結構いて、その隣で外国人の私が新聞読んでたりするわけです。そういうとき、日本人だったら「自分が字が読めない」という事実を人に指摘されたくないと思うのですが、ベトナムの場合は「Fionaが新聞読めて、ベトナム人のおまえが新聞読めないなんて、おっかしいの〜」とからかわれても平気の平左で、特に勉強してみようという気配もなく、なーんにもせずにぼーっと店番してたりするんです。もう少しそういうところの「負けん気」が強ければ、ベトナムも発展するのかな〜、なんて思ったりする今日この頃です。
 

 


 手をこんなふうにあげないといけない、というのは儒教的なこともあるのかな?どうしてもあててもらいたい時とかはどうするのかな?そういえば、昔、大阪のバッタ屋で「深夜の激安市」というのをやってて、はんぱものや見本品を真夜中の2時頃に、10円や20円という激安価格で売る、という企画があり、手をあげてあててもらった人が買う権利を得る、というイベントがあって、必死に目立とうと手をあげているあまやんの姿が、取材に来たテレビで放送されて、翌日学校でみんなに笑われたことを思い出しました。ベトナムは識字率90%くらい、ということだけど、逆にいえば10%は字が読めない人がいるということなのかな。あるいは、少数民族などでベトナム語を理解できない人もいるということなのかな。あまやんも、前にアメリカにいった時に、英語を話せても読み書きができない人が意外にいる、ということにびっくりしました。日本語や中国語などは、文字が多くて難しいので、読み書きができない人がいて、学校で何年も勉強しなければならない、というのはわからなくもない。しかし、英語やベトナム語などは、基本的にはアルファベットだし、28文字くらい、真剣になれば、1日で読み書きができるようになると思うにだけどね。そこんとこがかなり不思議です。


Vol.049「日が悪い」2003.7.17

 よく、「今日は日が悪いから」っていう言い方しますよね。昨日の私はまさに日が悪かった。

1. 朝、雨が降っていた。かなり強いので、タクシーにのることにする。

2. タクシーにのってからお財布を出しておこうと思ったら財布がない。家にもどる。

3. 5階まで駆け上がるが、部屋にないのでP氏に54000ドン借りてタクシーに戻る。ぜーはー。

4. かばんの底のほうに財布が潜んでいるのを発見。

5. 途中で家にかえったので、普通より高い料金をはらって事務所へ。ちょっと遅刻。

6. いきなり激しい運動をして車にのったため、体調不良になる。

7. 復活して仕事にとりかかり、手帳を見ようと思うとない!家に忘れたか?

8. 昼、銀行にいって日本の口座からお金を下ろそうとすると、キャッシュカードがキャンセルされてしまう。なんで???

9. 昼ごはんを食べに行って、最後に果物がでてきたのだが、ウェーターがそれをひっくり返す。

10. 高い国際電話料金を払ってといあわせたら、カードが支店統合で新しくなり、すでに自宅に送られているとのこと。送られたのは3ヶ月以上前で、ちょうど昨日旧カードの使用期限がきれたらしい。お母さん、しっかりしてくれよ〜。

11. 仕事の後、自宅に帰って手帳を探すが、ない…。前夜予定をチェックするのでかばんから出した記憶があるが、その後はさっぱり。中にはバイクの登録証と両替しようと思っていた100ドルがはいっていたのだ。お金がはいってたら二度と出てこない。めちゃめちゃ鬱…。

12. いつも私が行くとすぐによってくる「ラッキー」という犬が、今日は寄ってこない。ほんとにアンラッキーだ。

13. むりやりラッキーをそばに連れてきてなでなでしてあげるが、いつもなら「もっと」ってねだるのに、ちょっと手を離したらすぐにどこかへ行ってしまった。何か今日は悪いものでもついてるらしい。

14. 夕飯を食べようと思ったらP氏は「ぼくさっき食べちゃったよ」だって。先に言ってよ。もう8時だよ。

15. 空港までお客様をお迎えに。えらく飛行機は遅れて到着。しかも雨…。

16. 家に帰って、「イヌー(愛犬モトのこと)」に慰めてもらいつつ、P氏が車を実家において戻ってくるのを待つ(ドアを開けてあげないといけない。大家さんは寝てるし、部屋に帰ると降りるのが面倒)。が、めちゃくちゃ遅い。むかついて先に部屋に戻ってシャワー浴びてさっさと寝る。P氏は大家さんをたたき起こして帰宅。

17. 翌朝、なぜか指のマニキュアが人差し指だけ別の色になっている!!!塗ったのは日曜日の夜で、そのとき確かに同じ色に塗った。違う色だってことは今日になって気が付いた。こわいよ〜。

 一番痛いのはバイクの登録証。50CCは面倒だから名義の書き換えをせずに売買されているケースが多く、私の持っていた登録証も赤の他人の名前。再発行はできません…。駐輪券をなくしても、私のものだと立証するものもないし、交通違反で捕まったら、多分盗んだものだと思われるし、没収されたら引き取れないし、転売するには安くなっちゃうし…。もう最悪だ〜。しかも、自分のせいだからなおさら情けない…。
 果たして今日はラッキーは寄ってきてくれるでしょうか。

本文とはあまり関係ないけど、部屋によく出没するヤモリくん。鳴き声は「ケケケケケー」と体に似合わずけたたましい。さっき突然3センチぐらいのミニヤモリが腕に落っこちてきて非常にびっくりしたので掲載しました。


  あまやんです。あまやんも先般雨の日にバイクでこけて以来、不運がつづいているところなのです。決定的によくないことはないのだけど、車のクラッチが戻らなくなったりっとか、支払ったはずの電話代が決済されてないようで、月末までに払わないと止める、というような督促状が届いたり。どうもよくないことは重なるみたいやね。Fionaさんもお払いでもしてもらった方がいいのかもしれない。あまやんはとりあえず財布を新しいのにかえることにしたので、これで運は上向くかな?ゲッコーは日本のと違って声が大きいのでけっこうびっくりするよね。ちなみにイモリとヤモリは間違えられやすいですが、覚え方を紹介しときます。家にいるのがヤモリで爬虫類、井戸にいるのがイモリで両生類です。


Vol.48「Asian Fantasy Orchestra」2003.7.4-5

 7月4日5日、ホーチミン市のベンタン劇場というところで、アジアンファンタジーオーケストラの公演がありました。アジアンファンタジーオーケストラはアジア各国の音楽家達が集まって、各国の音楽をミックスさせたオリジナル曲を、年に1回東京で公演しているそうですが、今回は日本・ASEAN交流年を記念して、ASEAN各国を回った後サイゴンにやってきました。今年は日越外交関係樹立30周年にもあたります。チケットは無料でした。
 うちの勤め先がこの公演に関係していたこともあり、チケットがわんさか手に入ったので、P氏や友達をつれて2日とも公演会に足を運びました。お目当てはあのラム・チュンです! そう、オーケストラは少数民族バンドのボンセンとラム・チュンと共演することになっていたのでした。
 終わってからの感想は、ラム・チュンがなくても十分堪能できるし、ラム・チュンはかえってなくてもよかったかも。1日目はラム・チュンファンが多くて、彼が歌い終わった途端に席を立って帰る人が続出したからです。すばらしい音楽が残っているのになんともったいない。
 今回の公演は、私は本当に心から堪能できました。2日とも一緒に行ったラム・チュンファンのTちゃんも「Hay qua!(とてもうまくて面白いという意味) こういう音楽を聴くのは初めてだからHay qua とした表現できないのが残念だけど、とにかくすばらしい!」と言っていました。(彼女はまだ16歳でミーハーではあるけれど、ベトナムの音楽でも古いもの新しいもの問わず、いいものはよく聞くし、ライブに行っても前座の最初から必ず見ていろいろ解説してくれるのです) 私は、日本にいたときは、音楽はそれほど詳しくないけれど、とにかく生の演奏を聴くのが好きで、新聞やネットで「鑑賞券プレゼント」がでていると必ず応募し、結構頻繁に通っていたのですが、ここベトナムでは音楽家の質はまだまだだし、施設も良くなく、海外からの公演もほとんどない状態。本当に久しぶりに楽しい二夜をすごしたのでした。
 2日ともプログラム内容は同じだったのですが、2日目がASEANをまわる公演の最後ということもあり、演奏は格段によく、ジャズ的な即興も前日と違っていて、大盛り上がりのうちにい幕が下りたのでした(といっても、幕はなかったけど)。会場の拍手も相当なものでした。
 ベトナムは公演には政府の許可が必要で、いろいろ面倒ではありますし、施設もいいところはないし、儲からないですけど、ぜひ多くの芸術家がベトナムを訪れて、ベトナムの芸術家に良い刺激を与えて欲しいなと思います。

オーケストラの構成は、バイオリン、ビオラ、チェロ、コントラバス、クラリネットとサックス、胡弓、琴、もろもろのパーカッション、インドの太鼓と笛、尺八などの日本の笛、電子オルガン、エレキギターとベース、といったかんじ。ボーカルが入る楽曲もある。 私が一番感動したのはパーカッション部隊。トライアングルから和太鼓からモンゴル太鼓から、なにからなにまでたたいたり振ったり、各国の楽器をよくも間違えずにめまぐるしく演奏していた。「この音はこんな楽器からでてるんだ」と目で確かめられるのも、生演奏のよいところ。

ベトナムの竹でできた「竹琴」。ほんわかしたまろやかな音から硬質な音まで、たたき方で音が変わる。もっと大きいのもある。おみやげ物屋さんでミニチュアは何度も見ていたけれど、実際に演奏を聞くのは初めてで、感激。 民族音楽グループ「ボンセン」。笛とトランペットのジャズ的な即興の掛け合いはすばらしかった。多分彼らもこういう試みは初めてだったのでは。笛が掛け合いをしている最中、バックのアオザイの女性がリズムにのって楽しげに体を揺らしていたのが印象的。 ラム・チュン登場! 「平和のために歌い、明日のために歌う」というテーマにあわせて、「Cho Ban Cho Toi(君のため、僕のため)」ともう1曲を熱唱。いつもよりちょっと緊張気味。ここでいったん退場。

最後に、フィリピンのNonoと日本人奄美民謡歌手Rikkiとラム・チュンが勢ぞろい。途中で席を立ったファンはいいとこ見逃したよ。Nonoは太くて深みのある神秘的な声。Rikkiの民謡声とあわせると、とても奥行きのあるハーモニーに。 2日目、最後は紙ふぶきでで幕を閉じた。感極まって涙を流していた出演者もいた。紙ふぶきが左側の方にばかり降ってしまったのがベトナムらしい。

ベトナムは多民族国家なので、いろいろな民族音楽があって楽しそうな感じですね。あまやんも、民族音楽系はけっこう好きで、いろんなCDを持ってます。アジアの民族音楽は、西洋のと音階がぜんぜん違っていたりして、とてもおもしろいですね。でも、日本の冷房の効いた自分の部屋できいてもいまひとつ、気分が出なかったりもする。。。やっぱり現地のまとわりつくような空気の中、かえるのげこげこ鳴いてて、蚊がぶ〜んと飛んできてさされそうになったり、物売りに手をつかまれたりするのを気にしつつ聞くのが味があるような気も。これから日本も夏で、温度や湿度もあがってきて、ちょっとはベトナム気分になれるかな?そのうちこういうアジアの音楽も日本で人気が出てきたらいいな。


Vol.47「ベッカムがサイゴンにやってきた!」2003.6.27

 6月24日の夜、ベッカムがサイゴンにやってきたらしい。ドックバオ新聞 でも記事を紹介したとおり、25日の朝早くから、ファンとの交流イベントが行われました。平日の朝8時なんて行かれるはずもないし、P氏も「テレビで見たほうがよく見えるから行かない」というので、その日の夜に二人でテレビでベッカムを鑑賞することに。
 日本の女性にはベッカムは絶大な人気のようで、いろんなベトナム人に「日本の女性はみんなベッカムが好きだろう」と言われるけれど、ワールドカップ2002のときはすでにベトナムにいて、サッカーにあまり関心が無い上、どちらかというとアジア顔が好きな私は、ベッカムのファンというわけではない。「別にすきじゃない。ハンサムだとも思わない」と答えると、みんながっかりした顔をする。熱狂的なベッカムファンというのを自分の目でみてみたくて聞くんだろうか?
 でも一応、ベトナムにベッカムが来たからには一応見ておきたい。私の知ってる人が出るようなイベントがあまりないので、有名人が出るっていうだけで見たいものなんですよ。
 画像をみると、イベント会場は超満員。集まったお客さんたちは、男性のほうが圧倒的に多いみたい。純粋にサッカー好き(それともばくち好きか?)だから来ている人がほとんどのようです。一人インタビューをうけた男性が興奮してまくし立てていましたが、全体の雰囲気はそんなに「うきゃーーーー」というような盛り上がりには見えません(日本と比較して)。元来、ベトナムではライブでも総立ちになったりとか、アンコールを要求するとかないし、芸能人がいても人だかりになるようなことはないので、こちらでも報じられた日本での盛り上がりようは、ベトナム人には信じられないでしょう。
 実はこの交流イベントで、あとで「いけばよかったな〜」と思うことがひとつありました。このイベントに歌手やコメディアンなども参加していたのですが、先日ご紹介した歌手のトゥン・フンも参加してたんですよ! イベントの中で、ゴールの前に5体の人形を並べて、キーパーなしのPK戦が行われたのですが、最初にシュートしたベッカムは失敗、続けてトゥン・フンがシュートして、見事ゴール!!! トゥン・フンはサッカー少年だったのかな。かっこつけたプロモーションビデオ以外の動くトゥン・フンを見たのは初めてだったので、感動。
 ちなみに、ベトナムの少年はたいていみんなサッカー少年。よく早朝や夜の道を占拠して、サッカーに興じています。P氏も「僕はめっちゃうまいよ!」と豪語してます。サッカーをテレビで見てる姿ならよく知ってるけど、サッカーやってる姿なんて一度も見たことないから知らんけどね。

放映が終わるころになって思い立ってとったテレビの写真。ベッカムがCastrolのオープンカーにのってグランドを一周しているところ。 インタビューの様子

翌日のThanh Nien紙の一面。どの新聞もトップにベッカムの写真が使用されていた。 Thanh Nien紙にのっていた、ベッカムと参加者の越選手や歌手などの写真。ベッカムの横で首をかしげて写っているのがフーン・タン。トゥン・フンは写ってなかった。残念。


スポーツ・芸能関係にうといあまやんでございます。日本では、ベッカム様(こういう言い方で言われる人は「レオ様」以来?)の話は、別に新聞の一面を飾るということでもないけど、連日報道されて経済効果が何億円、といわれたり、エステのCMにも登場して、恐らく今、一番日本の女性にとってキャーな人なんぢゃないでしょうか。男の間でもベッカムへアーがはやったりとか、いろいろあるけど、むしろ純粋なサッカーファンの方はが多いのかな。ベトナム人は国民性として恥ずかしがりで、おとなしい人が多いで、あんまりキャーキャーいうことはないとのことだけど、日本も昔はそうだったと思うので、きっと何年かしたらかわってくるのかもしれないね。P氏は何をさせても器用な人だから、きっとサッカーも上手なんだろうな。


Vol.46「バイクの鍵を紛失+雨=バイク2台大修理」2003.6.22

 Chalyの鍵をなくしてしまった。職場のビルの駐車場でいつものように鍵とメガネと長手袋とマスクを帽子の中に突っ込んだことは確かに覚えている。昼休みにP氏と食事に行くとき、帽子を持って出てはいるけど、結局帽子はかぶらなかったので、そのときに外で落っことしてしまったのかもしれない。守衛のお兄ちゃんにも鍵がおちていなかったか聞いてみたし、オフィスも探したけれど見つからなかった。合鍵はもともとないし、困った。
 しょうがないので、その日は職場にバイクをおいて、今日は土曜日だし持ってかえって新しい鍵をつけよう、と駐輪場に行くと、守衛のおにいちゃんが「1泊すると50000ドン(400円ぐらい)はらってもらわんと」という。なんでよ〜、いつも無料でとめてるじゃん! 「私外国人なので、言ってる意味がわかりません」とわからない作戦に出ようとしたけどだめだったので「鍵をなくしちゃったから仕方なくおいてったのよ〜。鍵を無くした上に50000ドンは高いよ〜」といったら、「Fionaという人が鍵を無くしたから仕方なく置いてったっていってるんですけど」とトランシーバーでボスに報告している。するとボスみたいな人がやってきて許してくれた。昨日、鍵を探していたときに名前が控えられていたのかもしれない。助かった。 
 今日は雨模様。雨がやんだのでバイクを取りに来たのに、外に出たらまた降っている。最初は私がChalyに乗って、その後ろからP氏がDream2にのりながら足で押して走る作戦だったのに、カッパのないP氏は途中でギブアップ。バイクをとめて、P氏がなにやらコードをびしばしはずし、エンジンをかけてみるとこれまた不思議、簡単にエンジンがかかってしまった。バイクを盗むのって案外簡単なんですね…。
 がんばって修理屋さんまでたどり着き、とりあえず鍵を交換。ついでにガソリン漏れがひどくて、P氏の修理でもだめだったので、本格的に修理してもらうことに。後ろに乗る人用のステップも片方取れていたのでつけてもらう。そう、こちらは50ccでも二人乗りどころか4人乗りぐらいしちゃうんです。
 するとP氏が「雨が降ってるし、すぐには帰れないしね〜」とつぶやいたかと思うと、いつのまにかDream2までマフラーとホイールを交換することになっていた。50000ドン助かった〜と思ったのに、雨のおかげでとんだ散財である。

こんな感じの修理屋さんはいたるところにあり、店の中はせまいし暗いので歩道で直すのが普通。部品がなければどこかへ買いにいってくれるし、持ち込みもできる。 Chalyの鍵を修理してくれているところ。普通の鍵ではなく、鍵穴が丸い輪になった鍵に交換。ちょっと差し込みにくい。 ガソリン漏れも修理。シリンダーがつまっていたのか、分解してお掃除したら直った。お掃除には修理するバイクのガソリンを使用。エンジンの回転数が安定して、調子がめちゃめちゃ良くなった。
バックミラーは法律改正でつけなければいけないことになったが、「おんぼろバイクはつかまらないから大丈夫」といわれてつけていなかった。店主がしきりに「デップ(きれい)」というので、つけることに。 Dream2のマフラー交換。前のマフラーは8年前のもので、小さな穴があいていた。手入れがいいのか、さびはあまりない。 ホイール交換。走り屋みたいで私は好きではないが、ベトナム人はこういうのが大好きらしい。お店になくて近くまでP氏と店主で買いに行く。古いのはまだ使えるので、下取りしてくれた。


*Chalyの費用:ガソリン漏れ修理30000ドン、鍵交換45000ドン、後ろのステップ5000ドン、バックミラー35000ドン。
*Dream2の費用:ホイール交換100万ドン、マフラー交換350000ドン、ホイール下取り150000ドン あと部品代もろもろ。
(現在1円=130ドンぐらい)


あまやんです。P氏もそうだけど、ベトナム人はとっても器用な人が多いよね。バイクの始動方法、エンジンの点火系統の電源とバッテリーの電源を直結したらいい、というのは感覚的にわかるけど、バッテリーのないバイクはどうやったらいいのかな。あまやんも前にバイクや車や家の鍵を一式つけたキーホルダーを落としたことがありました。幸いにして届けられて出てきたんだけど、でも、鍵に名前とか電話を書いていたら、調べられてその鍵を使ってどろぼうに入られる、というようなことも多いらしいので、鍵には身元のわかる情報(特に住所や電話)を書かないことですね。しかし、Chalyの修理代に比べて、Dream2の修理代は桁違いに高いね。ほとんど日本と同じくらいでは?あまやんはバックミラーは、去年くらいに駐輪場で盗まれ、6000円近くも出して、六角レンチでないと外せない特殊なものをつけました。ベトナムでは、外側ではなく内側につけてるのをよく見たけど、あれはなんでなんかな?あまやんのバイクも登録後8年、そろそろマフラーやタイヤなども交換の時期で、出費がかさみそうで恐い。ベトナム製でよさそうなマフラーあるかな?
 


Vol.45 「ラムチュンをめぐる争い」 2003.6.17

 先日、Tちゃんと一緒にまたラム・チュンのライブにいってきた。いつもいっているM&TOIという音楽喫茶。その日は私達の席の前方に顔見知りの日本人女性がいた。気が付いて挨拶すると、なんと今日は6人ほど日本人があつまるらしく、昨日も来ていて、ラム・チュンのおっかけをやっているとのこと。
 その日も終わった後、ラム・チュンにとりあえず前回とった写真の裏にサインをもらったけど、Tちゃんがすべてやってくれてしまったので、私が日本人だとアピールする機会なし。Tちゃんが「ここはやっぱりFionaがベトナム語で写真をとってくださいといわなきゃだめだよ」と言うので、「え〜、今日は踵の高い靴はいてきちゃったしな〜」とかいいながら、今回はちゃんと日本人ベトナム語で話し掛けてしっかり写真をとってもらったのでした。ひさびさにドキドキしました。そのあと、他の日本人女性が流暢なベトナム語でラム・チュンと親しげに話していたので、Tちゃんもまけじとラム・チュンに話し掛け、ラム・チュンのサイン入り生写真をゲット。そのときにTちゃんが「Fionaも日本人なのよ。名前かいてね」とさりげなくアピール。ラム・チュン宅の経営するカラオケ屋の話やWebサイトの話しもしたりなんかして、えらく和気あいあいとしていたのでした。私は黙って聞いてだけたけど…。いかん、今ひとつ押しが足りん。
 後日、その辺の事情に詳しい在住日本人のA氏から聞いた話によると、何でも追っかけグループは二つあって(片方は帰国者が相次いで消滅状態)、熾烈な争いを繰り広げているらしい。花道をはさんだ両側に各グループが陣取るのだが、どちらか片方が汗拭きがみを差し出したり水を差し入れるともう一方がブーイング、ちょっとでも出すぎた真似をすると罵声が飛び交っていたそうである(多分、かなり誇張していると思うけど)。あるとき、ラム・チュン宅カラオケ店にひとつのグループが行ったところ、ライバルグループの一人がラム・チュンと写っている写真が飾ってあったので、自分の写真と勝手に交換して帰ってきちゃったんだって。こわっ。 
 それなら、日本人ライバル多きラム・チュンはちょっとあきらめて(何をあきらめるのかよくわからんけど)、他にデップチャイ(ハンサム)な歌手はいないかと探したところ、いましたよ、私好みがひとり。名前はトゥン・フン(Tuan Hung)。彼は自身でも作詞作曲を手がけ、最近「CHIA XA(遠く別れて)」という歌が流行った。歌だけは知っていたけど、顔はよく知らなかったので、3月に遊びにきていたもと留学生のMちゃんから最近はまっていると聞いたときも、ラム・チュンしか頭になかった私は「へ〜」と聞き流してしまっていた。視野はやはり広く持べきですね。声はちょとハスキーで、それでいて透き通っている、いい声です。
 というわけで、これからトゥン・フンのファンとしてライブにいかないかん!と、Tちゃんに「トゥン・フンどお?」ってきいたら、おもいっきり「趣味わる〜」という顔をされてコメントなしでした。もっと視野を広く持とうよ、Tちゃん。
 タイ人ぽくて(って、勝手なイメージですが)かなりデップチャイだと思うんだけど、みなさんはどう思います?

ちゃんと背中に手を回して写真に応じてくれるラム・チュン。/ラムチュンのサイン。 ラム・チュンのアルバム「Dem Lanh(寒い夜)」のジャケット。VCDのおまけつきだけど、うちのプレーヤーでは再生できず。日本の「24時間の神話」のカバーがはいっててお薦めです。

トゥン・フンのアルバム「Tinh Yeu Lung Linh(ゆれる恋)」のジャケット。 アルバムの中の写真。以前はさらさらストレートで、それもまたかっこよかった。 

あまやんです。Fionaさんはラムチュンが相当好きなんやね。なんか手の届くところにいるアイドルみたいな感じなのがおもしろいね。でもあなたにはP氏という人がいてるんやからほどほどにしといた方がいいかもよ!ラムチュンにしても、トゥン・フンどんな種類の歌を歌ってるのかな?いわゆるJポップみあいなんかな?それとも歌謡曲や演歌みたいなんかな?日本でいうとどういう存在なんかな?ベトナムの若い人、あるいはおっさんやおばちゃんはどういう歌聞いてるのかな?デップチャイといえば、そういう名前のベトナム料理店が大阪にもあったような。日本でいうとイケメン、というような言葉なんかしらん。最近急速に髪の毛を失いつつあるあまやんとは縁のない話かも。ところで、ベトナムでも茶髪や男のパーマ.は流行ってるのかな?


Vol44「スーパーマーケットへゴーゴー!」2003.6.8

 先日、端午の節句についてのお話をのせましたが、ニャチャン(ベトナムのビーチリゾートで有名なところ)に住む友人Tさんが「端午の節句の日に朝泳ぎにいったら、芋を洗うような人手だった」といっていました。何でも、端午の節句に海に入ると、体の虫がいなくなるそうです。場所によってやることはいろいろのようでしょうが、「虫を殺す」というのは共通しているようです。それより、朝泳ぎにいけてしまう環境というところがうらやましい。
 端午の節句に鯉のぼりや金太郎みたいなのはないですね。子供の日という考え方もない。それは日本独自のものなんでしょう。

 伊織さん、ホビロンのリポートありがとうございました! 今日は伊織さんと一緒にいったスーパーマーケットのことを書きます。6月1日「国際子供の日」に、タンソンニャット空港近くにあるMAXIMARKという大型スーパーへ。ここはお気に入りのスーパーなのですが遠いため、友達がこっちに遊びにきたときに行くことにしています。何がお気に入りって、店内に観覧車があるんです! スーパー大好きスーパーマンのあまやんもびっくりでしょ?
 ベトナムには特に手軽に楽しめるような娯楽施設もないので、冷房がきいてて涼しいこともあり、休みの日は「みてるだけ〜」の人々でごった返します。スーパーで皆が主に購入するのは、シャンプーなどの日用雑貨、調味料やインスタント食品、お菓子類のようです。それ以外は市場で買ったほうが安いですからね。逆にシャンプーや輸入菓子などはスーパーのほうが安いみたいです。
 1階が日用雑貨や食料品のスーパーマーケット、2階には衣料品やCD、おもちゃ、貴金属などの様々な専門店が入っています。
 スーパーの中は、警備員に言われるまで気が付かなかったのですが撮影禁止らしく、外国人のふり(じゃなくてほんとに外国人なんだけど)をしても許してもらえなかったので、ちょっとしか画像がありません。なんでだめなんだろ?
 あと、スーパーマーケットでは万引き防止のために、手荷物はロッカーに預けさせられますので、なるべく身軽な格好で行きましょう。

店内にある観覧車。普段は週末でもだれ〜ものってないんですが、この日は子供の日ということで行列ができていた。 2階の専門店売り場。とにかくすごい人出。でもみんな「みてるだけ〜」。
この日ゲットした「T&T」というベトナムでは有名な靴屋さんのサンダル。この店はヨーロッパ輸出もしているらしく、デザインもいいし、何より履き心地がいい。おすすめです。 スーパーの生鮮食品売り場。写真にはとれなかったけれど、生きた魚の水槽や、よくわからない香辛料や漢方の売り場などあって、見ているだけで面白い。変な色のドラえもんやポケモンのおもちゃもある。ベトナムの食べ物のお土産を買うなら、スーパーが種類も豊富で値段表示もあって便利。 スーパーでゲットした卵豆腐。上を切ってちゅーちゅー吸って食べてみた。だしがきいていて、意外とおいしかった。普通のお豆腐も売っている。台湾企業が日本の豆腐を作っているそうで、最近サイゴンでは食べる人が増えているらしい。


 あまやんです。店内に観覧車があるなんてすごいね!絶壌マシーンの苦手なあまやんは観覧車が好きだけど、昔、日本でもデパートの屋上には観覧車があったりして、確か数年前まで大阪の阪神百貨店にはとても小さな観覧車とモノレールがあり、2周でなんと200円、それでもみんな嬉々として乗っていたような記憶があるんだけど、今でもあるのかな?ちょっと気になったので、近日中にいってみることにします。スーパーマンのあまやんは旅行や出張に行ったりすると、必ず現地でスーパーにいきます。前に、Fionaさんに帰国前に連れていってもらったとこ(崩れやすいきな粉のようなお菓子を買ったとこ)は規模も小さかったけど、ベトナムにもついにこんなに本格的なスーパーができてきたんかな。ベトナムのようななんでも定価の表記していない国で、スーパーのありがたいとこは、外国人でもぼられることがないので安心して買える、ということかな。あまやんが幼稚園から小学生のころは、古くからの商店街と新興勢力スーパーがほぼ拮抗、というような感じで、どっちが安いのかな、と悩みつつ、あまやん少年はスーパーマンへの道を歩んだのでした。日本のスーパーではあまやんもよく写真とるけど、セキュリティや商標権、犯罪防止という観点から嫌がられるのかな。あまやんが最近いきつけている、尼崎のコストコという外資系スーパーは、店を出る時に万引きチェックとレシート照合が必ずあり、あんまり印象がよくないけど、ベトナムでも万引きは多いのかな。卵豆腐は上を切って吸って食べるのが正しい食べ方なのかな?日本でも同様の商品があるけど、普通は切って中味を取り出してから別添のたれをかけて食べるよね。ちゅーちゅー吸うものとしては、ゴム風船の中にはいった卵アイス(ボンボンアイス)。あれも長い間見なかったけど、最近また売られていたので、思わず買ってしまいました。


号外「夜の珍味 ホビロン」2003.6.6

 ※FionaさんとP氏を訪ねて今月サイゴンを旅されてきた伊織さんからの投稿です。

渡越すること数回、夜になるたび気になって仕方のないものがありました。その名はホビロン。孵化直前のあひるの卵です。(うずらサイズのもあるらしい)ホビロンはなぜか夜の屋台でしか売っていないのですが、その昔飛行機で隣り合わせた現地駐在員さん曰く「あれは夜のおやつだね。ヤギもそうだけど、つまりは精力剤ってこと」・・・ちなみに私、かよわい(?)女一人旅。
そんな話を聞かされてしまったら、おちおち食べに行ける訳もなく(変な詮索されてもヤダし)。ただ横目で屋台を見ながら通り過ぎるのみでした。そんな私に、とうとうホビロン初体験の日がやって来たのです。
2003年5月29日、2年半ぶりのホーチミン入り。
夜、Fionaさん行き付けのカフェでまったりしていると、おもむろにP氏を呼び「おいしいの選んできてね!」と指示を出すFionaさん。とっ、とうとうですね!しばし後、私の目の前に運ばれてきたのはにわとりさんサイズの卵二つと、お皿に盛り付けられたトッピング類(ライム・こしょう・塩)とスプーン。P氏がスプーンで卵のてっぺんをコツコツコツ、パシっ!と叩くと、あら不思議、綺麗にスプーン大の丸い穴があきました。ここからスプーンで中をほじくって、かきまわして好みでトッピングで味付けして食します。
お味はといえば・・・美味しいゆで卵です。いいダシきいた汁も出てます。ただ、ほじればほじるほど、鶏の生体を感じさせる色んな物体があっちこっちからこんにちは!と出てくるのが結構えぐいです。あまりよく見ないで、ほじらず食べましょう。つらくなるので。それでも、たまに小骨が口の中に刺さったりしますが。
ようやくひとつ食べ終わると、すかさずFionaさんの一言「残したら勿体ないから全部食べちゃって」ええっ!?と一瞬怯むも、「じゃ、じゃあ遠慮なく・・・」と2個目もあっさりたいらげる私。どこがかよわいんだ。味は意外といけますが、なんせ見た目が万人受けするものではないので、
ベトナムにお越しの際、勇気のある方は是非一度チャレンジください。
※尚、精力がつくかどうかは試す機会がなかった為わかりませんでした。 あしからず。


 あまやんです。目をつぶって食べたらけっこうおいしいものなんかもね。ベトナムだけではなく、東南アジア一体で広く食べられているようで、あまやんも前にフィリピンで味見したことがあります。でも、全部は食べられなかったな。伊織さん2つも食べたなんてすごいね!最近では、大阪の歓楽街の屋台でもタイ人やフィリピン人の夜のお姉さんをターゲットに売られていて、あまやんが見に行ったら「これは日本人向けじゃないよ!」とか言われて追い返されることもあります。今回の、熟成のぐあいはどうだったのかな?何日目かによって値段は違うみたいだけど、写真でみる限りかなり熟成進んでそう。日本では夜のお菓子といえばうなぎパイで、「卵たちまち、山芋やたら」ともいわれるけど(笑)、ホビロンも卵だから精力剤なんかな?次の日ににきびとかできるんだよね〜 ところでFionaさんとP氏は食べなかったのかな?


Vol.43「端午の節句とちまき」2003.6.6

 先日6月4日は旧暦の5月5日、端午の節句「Tet Doan Ngo(テット ドアン ゴ、ドアン ゴは漢字だと「端午」)でした。
 「ちーまーき食べたーべ兄ちゃんが〜♪」とあるように、端午の節句にはちまきを食べる習慣がありますが、これは中国を起源としているようで、中国の影響を受けている地域ではこの習慣があるようです。ベトナムでもちまきを食べます。
 同僚のVちゃんが「お母さんが注文した」というちまき「Banh u tro(バン ウー チョー)」をおすそ分けしてもらいました。
 ベトナムのちまきは中国のちまきと同じく三角形。ただし、中身はおこわではありません。周りはおもち、中は緑豆をすりつぶしたものと、豚の油がひとかけら(ないこともある)が入っています。
 周りをくるんでいるのは笹の葉ではなく、「La Dong(ラー ヨン)」という笹とにたような香りのする葉っぱ。笹の葉は蒸すと茶色く変色しますが、La Dongは緑色を保っています。この香りと甘さ控えめな味付けで、とってもおいしい。 
 緑豆をくるんでいるお餅は半透明でぷりぷりしています。灰を水の中につけ、その上澄みにもち米を浸したものを使うと、半透明のお餅になるそうです。しらんかった。その透明なお餅nLa Dongの色がしみついて、ちょっと緑色になってます。
 端午の節句にはこのほか、お酒にもち米をつけたもの「Com Ruou(コム ルオウ)」を食べます。これを食べるとおなかの虫がいなくなるそうで、北部では端午の節句のことを「Le giet sau bo(レ ジエット サウボ 虫殺しの節」と言うそうです。北部はもち米をそのまま入れますが、南部はお団子にうるそうです。
 私もこちらに滞在して2年ちょっと、そろそろ虫下しを飲まんといかんな〜。

ちまきについて詳しくはこちら http://chimakitei.tripod.co.jp/misc/chimaki.htm
端午の節句の起源についてはこちらhttp://www.ansin-sinrai.com/tango-iware.htm


ベトナムでも端午の節句にちまきを食べるのはおもしろいね。鯉のぼりとか金太郎人形とかもあるのかな。ついでに桃の節句や七夕とかもあるのかな。虫下しといえば、あまやんが小学校の時に、水色のセロハンをお尻につけて卵の検査をする、というのが年に1回くらいあり、使用法の説明で、羽の生えたキユーピーちゃんがやっている絵が描かれてたような記憶があるのですが、誰に聞いても覚えていないようなのです。あまやんはちなみに年に数回、死ぬほど辛いものを食べて虫下しをしております。現実に虫が出てきた事はないのだけど、腸の内壁の柔突起のひだとかも掃除されてなかなかよいです。(あまやん)



Vol.42「ノミとり首輪の威力」2003.6.5

 先日、友達のIさんが頼んでおいたノミとり首輪とともにやってきました。子犬用のホネ型チューインガム(かな?)もプレゼントしていただきました。
 早速家にモトはめてみようと思ったけど、「開封してすぐ装着しないで下さい」との文字。その他「余った部分は切ってください」「洗うときははずして、完全に乾いてから装着してください」「首輪に直接鎖をつながないでください」などなど注意事項がいろいろありすぎるので、P氏に注意事項を説明しておいて、翌日大家さんの立会いのもとでつけてもらうことに。ノミだけでなく卵まで殺しちゃう威力があるので、やっぱり犬が食べたりなめたりしたらよくないんでしょうね。
 はめてすぐは特に効果がみえなかったのですが、数日後にいったんモトを洗ってやった後は、痒がることがめっきり少なくなりました。以前は遊んでいてもしょっちゅう中断して掻かないといられないぐらいだったので、効果覿面です! これで思い切り遊べるし、ゆっくり寝られる。Iさん、ありがとう!
 聞いた話だと、ベトナムにはノミとり首輪は売ってないようで、チューインガムも輸入物しかないみたい。犬や猫を飼っている人へのお土産にはいいかもしれません。

買ってきてもらった首輪。注意事項をよく読んで使いましょう。ベトナム人にお土産に渡すときは、しっかり説明しないととんでもないことになっちゃいます。 チューインガムを噛んでご機嫌のモト。これを投げるとあわててとりにいって戻ってくるけど、また取り上げて投げてとりに行かせる。とられるとわかっているのに、くわえたまま膝に乗りたがる姿がかわゆい。しっかし、股関節がやわらかすぎる。大丈夫だろうか…。


 あまやんです。ノミ取り首輪と言うのは劇薬に相当するような成分を含んだ相当強い薬を使っているみたいで、犬や子供がかじったりしたら大変なことになるみたいです。あんまりつけ過ぎるのは健康にもよくないのかもね。ガムの方は、あれは一体何でできているのかな?あまやんも一度関心を持った事があって、犬にあげる前にかじってみたこともあるけど、ほとんど味もせず、おいしくなかったな〜。最近では大型犬用から小型犬用、ねずみ型やぞうり型など、日本でもいろいろ売られていておもしろいね。


Vol.41「ベトナムのお葬式」2003.6.4

 6月1日は「国際こどもの日」で、外は子供づれで大賑わいでしたが、P氏は叔母さんが亡くなったのでそのお葬式に行ってきました。私は行かなかったのですが、写真を撮ってきてくれたので、ちょっと紹介します。
 叔母さんは通称チョロンと呼ばれる中国人街に住んでいるため、私が今までみたお葬式よりかなり派手なかんじ。ベトナムの喪の色は「白」なのですが、なぜか赤がふんだんに使われていて、かなり派手。同僚に写真をみせたらちょっとびっくりされました。
 しかもP氏によると、式場でいきなりある人が、上を向いてその口の上に机の足をのせてバランスをとるというのを披露したそうなのですが、どんな意味があるんだろうか…。画像がなくてお見せできないのが残念。
 ベトナムのお葬式はお金持ちほどかなり騒がしく大掛かりです。金管バンドのにぎやかな音楽が聞こえてきたら、それはお葬式。交通規制もあって早朝からこれをやられるので、ちょっと迷惑。

叔母さんの棺おけ。棺おけに貼り付けられているお金は、担いでくれた人たちにチップとして渡すそうだ。中国の結婚式で使いそうな赤い傘がある。お金と傘はない場合もある。 お供えの子豚の丸焼き。同僚によると普通はひとつで十分で、赤い文字や飾りも使わないとか。 白装束に身を包む家族。頭を白い布で覆っているのは、叔母さんの息子とその息子。それ以外の親族は鉢巻を締める。

途中まで葬式用の竜の透かしなどがほってあったりする派手で大きな車で運ぶが、残り500mぐらいは徒歩で墓地まで運ぶ。金管バンドが先導する。お棺の上にお酒のコップを乗せて運ぶのだが、途中でひっくり返ると、運んだ人はチップがもらえないらしい。 納棺。土葬です。どうやら、コップをひっくり返さずに無事に運べたらしい。 これはよく行く仕立て屋さんのお母さんがなくなったときのもの。やはり赤い傘が二つある。

これはたまたま道で出くわした葬列。重厚な棺おけ。傘はない。掲げているような旗がかかっている家があったら、葬式をしているという印。

あまやんです。P氏の叔母さんというのは中国系の人なんかな?そしたら仏教系の葬式ということで、お坊さんも来たりしてるのかな?ベトナム人(キン族)の場合も同じような感じで葬式が行われるのでしょうか?個人的には、龍の彫り物をした霊柩車はどんなのか写真みてみたいです。日本人の葬式も、仏教でも宗派によって違うし、神道の場合もあるし、キリスト教のもあるので一概にはどんなのかはいえないけどね。お墓もいろいろあるのかな。そういえば、だいぶあ前に親戚のおばあさんの葬式に行ったら、金光教の葬式で、なぜかパン粉(雪印)やアスパラガスの缶詰めなどが左右対称に整然と飾られとっても変わったののでした。ちなみにあまやんの実家は一応「葬式仏教徒」だったりするので、伝統的にお坊さんが来たりしていたけど、あまやんが死んだ時にはもうそういうこともないでしょう。なんか、ビデオとかも駆使しておもしろい葬式をしてみたい気もします。でも、このホームぺ−ヂはどうしていったらいいかいな。なんか、管理者が死んだ後のホームぺ−ヂをどうするか、というのは今後インターネットの世界では重要な問題になってきそうな気もします。そう考えるとおちおち死ねないかも。


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